【2025/11/15】富士吉田・西伊豆ツーリング

・昨日はツーリングに行ってきた。単気筒で振動のでかいバイクで下道400kmはなかなか堪える。

・書いてるタイミングで気付いたけどポケスリの計測忘れてるじゃん。あーあ。

 

・横浜という土地それ自体にはベイスターズと関内二郎とKアリーナがあること以外特に強みを感じていないが、東西にツーリングコースに恵まれている点はかなり大きいと思う。

・相模原から道志みちを経由して富士吉田まで行くもよし、西湘バイパスから箱根、熱海、さらには伊豆方面まで足を伸ばすもよし。

湾岸線アクアラインを使えば房総へ出ることも容易い。そこまでやる気がなければ近場の三浦半島も十二分に魅力的。

・そういう訳で今回は個人的に定番のルートである富士吉田~伊豆についていろいろ書き散らかす。

 

①出発~ローソン道志店

・横浜から西に出ようと思った場合、基本的に藤沢付近の国一か保土ヶ谷バイパスを通るしかなく、そしてこの2ヶ所が死ぬほど*1渋滞するため、ここをいかに素早く通過できるかが勝負となる。

・今回は相模原から道志みちに行きたかったため保土ヶ谷バイパス~R16を通らざるを得なかったが、早起きしたおかげでギリギリ致命的なラッシュに巻き込まれずに通過できた。目的地のうどん屋は10時開店なので多少足止めを食らっても致し方なしと割り切る。

・相模原から道志村を通って山中湖まで抜けるR413、通称道志みちは関東圏のライダーの定番スポットである。全長40km程度の道はほどよいアップダウンとクネクネが続き、バイクで走ると非常に楽しい。

道志みちはすっかり紅葉である。普段なら平日朝でもいろんなおっさん達がいろんなバイクを走らせているのだが、流石に寒さがキツかったのか今日はまばらであった。

 

・今年できたばかりのローソン道志店にも立ち寄る。便利になりました。

 

②みうらうどん~明神山パノラマ台

・自分が富士吉田に行く目的のうち富士山は3割、そして残り7割が「吉田のうどん」である。

・「みうらうどん」さんの肉月見うどん大(900円)。

・吉田のうどんの特徴は、とにかく二郎もかくやという極太ワシワシ麺である。麺以外のダシや具材は店によってまちまちで、馬肉を使うところがあるのも特徴。

・パッと見普通のうどんだが、熱い汁に漬かっているにも関わらず尋常じゃない勢いで角が立っているのがお分かりいただけるだろうか。

・歯の頑丈さと咬合力にはそれなりに自信があるが、それでも一本一本丁寧に噛み切る必要があり食べ応えは抜群。なのにお出汁は優しい田舎の味なので気が狂う。

・こんな強烈なうどんだが、地元のおじさんおばさんも普通にオーダーして元気にモリモリ食ってたので富士吉田の人は健啖である。

・今日行った「みうらうどん」さんの他にも、近所の「麺許皆伝」「山崎屋うどん」「ふじや」「白須うどん」あたりがお気に入り。気になる人は調べてクレメンス。

 

・飯を食って元気MAX、再度走り出したところでバイクにトラブル発生。ミラーのボールジョイントが急に力尽きてしまい、直しても直しても走行風でへにゃりと垂れるようになってしまった。

・このままでは危なくて仕方がないので、急遽その辺のホムセンで買ったアロンアルファ対衝撃EXTRAをぶち込んだところ大人しくなった。やはり困った時はアロンアルファ対衝撃EXTRAに限る。ありがとうアロンアルファ対衝撃EXTRA。

・ジョイントをガチガチに固めてしまったせいで微調整ができなくなってしまったが、ミラーなんて一度ポジション決めたら基本的に動かすことは無いしまあええやろ。

 

・山中湖から三国峠を少し登ったところに絶好の撮影スポットがある。邪魔にならないように速攻で撮ってそそくさと撤収。

来るたびにここで写真を撮ってるが、今回は特に最高であった。最高じゃない?

・「バイク沼に嵌った人間は少し間を置いてカメラ沼にも嵌る」という諺を聞いたことがあるが、その意味がよくわかる今日この頃。

・とはいえ自分が一眼レフを持っても多分ロクに使いこなせなさそうなので当分はiPhoneくんでいいだろう。

 

③三津海水浴場~碧の丘~カネサ鰹節商店

三国峠を越え、富士スピードウェイを片目に眺めながらR246と伊豆縦貫道を南下。交通量は多いが流れはキビキビとしていてありがたい。ついでに給油。

西伊豆を進む途中で三津海水浴場に立ち寄る。言わずと知れたAqoursさんの聖地である。

・平日にも関わらず明らかに地元民ではなさそうなおたくが談笑していてよかった。生まれ育った場所は違えど、絶やさずに生きてえよな、熱を…

・フォロワー氏に言われて気付いたけど異次元フェスの時のデレマス組のビジュアルがここでしたね。

 

 

伊豆半島ほど運転マナーが良い場所を他に知らない。どの道もキツいワインディングが続くのだが、どの車も(特段車間を詰めているわけでもないのに)バイクを見るや否やスマートにスッと路肩に譲ってくれて若干申し訳なくなるくらいである。将来移住するなら伊豆だな…

 

 

・三津海水浴場から小1時間ほどワインディングと格闘して、最後の目的地「カネサ鰹節商店」さんへ。

・ここの鰹節は本当にむちゃくちゃ美味しい。以前なんとなく立ち寄って以降、すっかり隙さえあれば来るようになってしまった。白米にこれとチーズと醤油かけるだけで死ぬほど美味ーんだこれが。*2

・誇張抜きでこれだけの為に西伊豆まで来る価値はある。上削り節を買って帰路へ。

katsubushi.com

 

④帰宅と所感

・東名と箱根がクソほど渋滞している情報が見えてしまったので、予定を変更してR136→山伏峠→熱海→西湘バイパスで帰る方向に。

・街灯のない山道をバイクで走るのは当然ながら死ぬほど怖い。外界とガラスを1枚隔てている車と違い、闇の中に身体一つで突っ込んでいくこの感覚はやらなければ味わえないだろう。

・たまに来る対向車とハイビームを下げるタイミングが合った時、コミュニケーションだな…と感じる。

・総走行距離は400kmちょい。燃費は36km/L程度でタンクは12Lのため、無給油でも余裕で走り切れた計算。大した奴だぜ。

 

・1日走って改めて感じたが、フロントフォークの粘りが相当失われている。段差やギャップを踏んだ時の突き上げがひどくなっており、特に下り坂でコーナリングする際などに全く姿勢がカチッと決まらずフワフワとバイクが浮くような怖い思いをした。

・流石に限界っぽいのでMOIWまでにフォークOHは必須だろう。単純に走っててしんどいのは勿論、大阪でオイル漏らして展示不可なんてなったら目も当てられない。4年半で40000km近く走ってよく保った方か。

*1:本当に死ぬほど

*2:こんな事ばっかやってるから痩せられないんですよ