・いよいよ今年のまとめに入っていく。今日は今年遊んだゲーム達と、個人的Game of the Yearを発表したい。
・あくまでも「俺が今年遊んだゲーム」のまとめなので、今年発売されたゲームとは限らない。また遊んだ順に記載しているので発売順でもない。それでは元気よく行ってみよう(情熱ファンファンファーレ)
・本家のだらしねぇ体たらくに業を煮やしたのか、なんか大陸の方からやってきた基本無料のBFライク。更に別モードでタルコフライクまで付けてくるという景気の良さ。
・4兵科+スペシャリスト制は似ているというかほぼまんまBF2042だが、あちらより各種スキルの効果が強力で派手になっているイメージ。威龍で空中ダッシュしながらC4配達するのが好きだった。
・ガンプレイの方もアタッチメントをフル開放できれば大抵の銃がレーザービームと化すため、迂闊に頭を出すと一瞬で狩られる。
・良くも悪くも大味で、ある意味忠実なBFのフォロワーだったなあという感じ。なんだかんだ100時間くらいは楽しめた。
・タルコフライクの方については特にやってないので割愛。
store.steampowered.com
②Echo Point Nova
・「ホバーボードとグラップリングで空島をカッ飛びながら敵を薙ぎ倒すFPSがあったら楽しいに決まってるだろ?」というガキの夢みたいな内容をそのまま実現してみせたのがこのEcho Point Nova。
・公式のPVでも引用されているが、PCGamesN評の「Titanfall meets DOOM mees Tony Hawk's Pro Skater」がだいたいこのゲームの全てを物語っている。とにかくホバーボードとグラップルの挙動を理解した瞬間の疾走感が気持ち良すぎる。
・敵もガツガツ数の暴力で弾幕を張ってくるため迂闊に立ち止まることは死を意味する。3次元的な機動で弾幕をアクロバットに回避しながら、地を這う敵にすれ違いざまありったけの鉛玉をブチ込む爽快感は間違いなくTitanfallのそれだった。ありがとう。
・遊んだのは大型Update(Under the Clouds)前だが、15時間程度でトロコンまで達成。元の定価が安いので、個人的は定価でも全然買い。
・例年なら個人的GOTYでも全然おかしくないのだが…如何せん2025年はここからが怪物揃いであった。
store.steampowered.com
③ELDEN RING NIGHTREIGN
・夜、来たれり。
・「エルデンリング本編で作りまくった素材を使いまわし有効活用した」「スリーマンセルローグライトPvE」という最初聞いた時は何それ???みたいなスピンオフ。
・1ゲームが4~50分程度というのはCo-opゲーとしてかなり重いのだが、しかし「閉じていくエリアから逃れつつ効率的にファームするためのルート選定」と、「囲んでボコればほぼ楽勝だが油断すると一瞬で返り討ちにされる戦闘」が交互に襲い掛かるため退屈な時間がほとんどない。
・結果として自然と歩幅を揃えざるを得ず、毎回異常に濃密な一期一会が発生するというある意味Co-opゲーの理想が実現している。
・エルデン本編がフロムゲーのひとつの集大成であることに異論はないが、それ故に「色んなビルドを試したいが余りにも一周が重すぎて周回プレイをやる気が起きない」という問題があった。サイバーパンク2077も思えばこれだった。
・お前の気力の問題だろと言われたらそれまでだが、しかしナイトレインでは「夜渡り」というスペシャリスト制なので気軽に色んなビルドを触る事ができる。鉄の目でスタイリッシュにシューティングしたい時もあるし、無頼漢で全てを正面から受け止めて破壊したい時もある。
・強化ボスである常夜の王も、局所的にキツいところはありながらもなんだかんだ最終的に勝率90%くらいは安定して勝てたところもフロムらしからぬ良さだったな…と思う。深き夜とDLCは知らん。
・フレーバーテキストの感じがなんか普段と違うな…と思ったら今作に宮崎氏は関与していないらしい。おそらくダクソシリーズが大好きな人が宮崎節を頑張って再現しようとしているが、絶妙になりきれてない感じで味があった。
store.steampowered.com
・発売当初にマリーザでMaster到達したが、その後またやりたくなってザンギエフでMaster到達。首都高バトル正式版発売の前になんとか達成できてよかった。
・Year3では弱体化されていたらしいが、それでも各種牽制技は充分強く個人的にはマリーザより全然立ち回りはやりやすかった。キャラ対策含めゲームシステム全体への理解度が深まったのもあるとは思うが。
・1試合で1発出すチャンスがある暗転後0Fで5割消し飛ぶコマ投げ、流石にお排泄物すぎる。
・Co-opゲーというのは煮詰まってくるとだいたい味方への責任への押し付け合いになってしまう。当然そんなのは嫌なので、嫌になってしまう前に格ゲーのような自分の責任100%の個人戦か、逆に責任が限りなく薄い大人数ゲーをやることで心を落ち着けている。ゲームの交互浴、おすすめです。
store.steampowered.com
・無駄だろう いくら理屈並べても… お前はまた走り出すしかないんだヨ
・なんとソシャゲ(XTREME)を除くと実に18年ぶりのシリーズ完全新作。元気の公式サイトでカウントダウンが始まった時レーシングラグーンの落胆が脳裏を過ったのは俺だけではない筈。
・とにかく「ライバルを求めて夜な夜な首都高に繰り出す」という基本コンセプトからして最高の走り屋体験を味わえる。誇張しすぎたアーマードコアみたいなクセのすごいライバルたちもトンチキに片足突っ込んではいるが、いずれも不快にならない程度にキャラが立っている。
・ただしゲームバランス的にはあんまりよろしくなかった。特に攻撃スキル3種盛りが非常に強力で、一度リードを取ればそのまま瞬殺できる→強すぎたのでスキルを弱体化→今度はごく一部の高性能な車以外終盤が無理ゲーに→CPUのコーナリング補正を修正…という右往左往ムーブを正式版発売後にやっていたのはマイナスポイント。
・どうしたんだ元気!なんのためのアーリーアクセスだ!これはいけません!
・バランスの悪さは過去作もそうだったと開き直られればそれまでだが、完全復活を謳うならそのあたりは妥協せずに令和の首都高バトルを見せてほしかった。この後にやったリブート作の完成度が凄まじかった分尚更…
・これにめげずに次は『街道バトル』の新作待ってます。
store.steampowered.com
⑥CloverPit
・悪魔が来たりてスロ回す。
・まあだいたいBaratloのスロット版である。
・通常エンドまではある程度様々なプレイが許容されるため楽しかったが、真エンドまで攻略しようと思うと勝ち筋がほぼ固定される上にそのキーパーツを引き込むには運の要素が多分に含まれる、という点でBaratloより窮屈だったな…という感じ。
・世間では評判だったが個人的にはなんかイマイチ乗り切れなかった。まあそういう時もある。
store.steampowered.com
⑦Slay the Spire
・ほんで結局StSに戻ってきちゃうんだよな。
・すべてのソウルライクとStSライクは、本家の完成度の高さを再確認するために存在する(原理主義過激派)
・と言ってイキってはいるが、実は150時間費やして未だA20を制覇したキャラが存在しない。世間ではバカ強いと言われているウォッチャーですらA19止まりである。なんとか2発売までにはA20突破したい。
・それでも心からStSは好きなんだ…!それだけは事実なんだ…
・今ならセールで最安値なので気軽に生活を壊しましょう。化石PCでも動くでよ。
store.steampowered.com
・現代戦への正統回帰を掲げた新生BF。前回の経験から「流石に発売日買いは控えよう」と思っていたが、結局1ヶ月ほど後に定価で買ってしまった。つくづく立派な信者である。
・まあ良くも悪くもいつものBFである。大きな変化といえば突撃兵がビーコンを持てるようになったくらいか。
・明確な弱点があるとすればマップの使い回しである。BFV辺りから顕著だが、小規模モードにコンクエストの大型マップを一部切り取ってそこをステージとする、という手法を良く使うようになっている。
・当然ながら戦車やヘリが飛び交う大規模モードに求められるマップバランスと、歩兵オンリーの小規模モードに求められるマップバランスは異なるため、結果として格差やチグハグ感が生まれてしまう。マップ数自体はそのままでいいので完全に専用マップに分けた方がいい気がするんですけどどうですかね?
・タルコフやバトロワやVALORANTのような精神を擦り減らすようなヒリ付く勝負もいいが、命の価値が軽いFPSでしか得られない快感がある。これからもカジュアル派の雄としてCoDと元気にプロレスしていてほしい。
・バトロワモードについては案の定特に興味がないので割愛。
store.steampowered.com
⑨真・三國無双 ORIGINS(Game of the Year)
・ナイトレインとの激しい一騎討ちを制し、栄えある個人的Game of the Yearに輝いたのは「真・三國無双 ORIGINS」である。
・正直自分でもこの結果に大きくビビっている。だってアクションゲームとしての完成度の高さでフロムゲーと無双を比べる日が来るなんて誰が予想できた?
・「真・三國無双」シリーズといえばPS2時代の傑作である。進化したマシンパワーを存分に活かし、バシバシ□と△を押すと景気よく雑魚敵が吹っ飛ぶ様は、当時は確かに楽しかった。当時は。
・しかしアラサーを過ぎてラーメン二郎や揚げ物がしんどくなるように、いつまでもそれだけで喜ぶことはできない。ゲームという文化が成長発達していくにつれ、基本構造がシンプルすぎる無双シリーズは「マンネリ」「粗製濫造」の誹りを受け、(特に俺のような)コアなゲーマーからは舐められがちなタイトルであった。
・だがリブート作として送り出された今作は、無双のアクションゲームとしての質を5段階くらい進化させ見事に大逆転ホームランをカッ飛ばしたのである。
・まずはとにもかくにも全てが多い。いつもの事だろ、と言いそうになるが現代のマシンパワーによって更に増強された敵味方の大軍は、まさに「戦線を自分の力で動かす」というビジュアル的説得力に満ち溢れている。
・あるいは本来やりたかった「一騎当千」というコンセプトに、ようやくマシンパワーの方が追い付いてきたと捉える方が良いのかもしれない。
・また「6」以降影の薄かった「士気」が再度重要な要素となっており、士気の上下によって周囲の兵士や武将の性能がかなり大きく変わってくる。
・士気が低く押されている味方を放っておくと割と簡単に潰走してしまうため、こちらから適度に救援に行ってやる必要がある。逆に味方の士気が充分高ければこちらが出向かなくてもあっさり押しつぶしてくれるため、「どこを攻めどこを守りに行くか?」を考える戦略的な要素が増している。
・逆に考え無しに士気の高い敵集団に突っ込むと雑魚敵がガー不攻撃を仕掛けてきたり、武将の攻撃力防御力が増加したりとしっかり苦戦を強いられるようにできている。
・一騎当千の猛将といえどしっかり味方と連携協調して動き、敵の戦意を挫く方が結果的に早く片付くというのはワンパターン化に一石を投じる良い調整だと思う。
・戦闘前の軍議(ブリーフィング)も「勝利条件」「敗北条件」「戦局のキーポイント」が簡潔にまとまってわかりやすく、戦場で迷子になりにくくなっている。地味だが評価したいポイント。
・操作するキャラは1人だが、9(+1)種類の武器はそれぞれ完全に異なるモーションで戦うため実質10キャラ分の操作がある。溜め開始→溜めホールドしながらタックル→最大溜め斬り…というどっかで見たような動きができる朴刀がお気に入り。
・全動作から全動作にキャンセルできるという豪快すぎるアッパー調整も無双にしかやれない芸当である。かつそれでも敵の大軍が情け容赦なく猛攻を加えてくるためヌルゲーになっていないのが素晴らしい。
・ものすごく雑に言えば各武将に体幹とスタッガーが追加されたのだが、これのお陰で□と△の連打だけでは押し通れなくなった。
・すなわち敵武将の通常攻撃はジャスガやジャスト回避でいなし、敵のガー不攻撃にはカウンタースキル(発勁)をブチ当てて怯ませ、体幹を削り切ったらスタブを決めて取り巻きの雑魚諸共吹き飛ばし…というサイクルをとめどなく繰り返すことで、いつしか脳汁は溢れ出しトランス状態に到達する…
・ソウルライクの美味しいところをうまく取り入れながら、かつソウルライクに収まらず「でも『無双』ならこうだよね」というオリジナリティを真正面から叩き付けたその清々しい姿勢に敬意を表したい。
・でも呂布はマジで許さねえ。
・90人以上がプレイアブル+オープンワールドに手を出して収拾が付かなくなっていた前作と違い、「オリキャラ主人公+ストーリーは赤壁まで」という大胆すぎる割り切りも大正解。
・物語のピークを赤壁決戦までとしたことでその分赤壁に至るまでの掘り下げが濃密になっており、劉備の苦労人ぶりなどがより身に染みるようになった。あとぶっちゃけ赤壁の後ってそんなに盛り上がるポイントないからな…
・あと張角や董卓がかなり美形になっててたまげた。今までのシリーズでは単なるコメディリリーフ兼悪役みたいな扱いだった奴らだが、赤壁前の掘り下げが増えたことで彼らもまた乱世に自分なりのスジと美学を通して生きようとする大将の器たる人物に仕上がっている。この辺りのストーリーテリングは実にお見事。
・どこに行ってもモテモテの主人公はギャグに片足突っ込んでいる気がしなくもないが、まあモテすぎて気分が悪くなる奴はいないだろう。エスコンと同じだ。
・マンネリに陥っていたシリーズの改心のリブートを讃え、個人的Game of the Yearを送らせていただく。
・本当にマジで面白いからあの頃無双をやってた奴は全員買ってくれ。1月にはDLCも出るらしいよ。

store.steampowered.com